手探りイギリス滞在記

手探りイギリス滞在記

英語が苦手なのにイギリスに飛び出した人の備忘録

教会で過ごすクリスマスの夜

こんにちは、Piyaです!

今日は去年のクリスマスの振り返りをしたいと思います。

 

教会に行ってみたい!

去年のクリスマス、まだ密になっても許されていた世界線で、私はホームステイをしていました。(溢れ出る中二病感)

ステイ先のホストマザーはクリスチャンだったので、クリスマス期間でなくても毎週日曜日に教会へ通っておられました。

ということはクリスマスも絶対教会に行くよね?!

そう考えた私は、ホストマザーに「24日に教会へ連れて行ってほしい」とお願いし、OKをもらいました。

 

実は、私の誕生日は12月24日なので昔からクリスマスには特別な感情を抱いていました。

といってもクリスマスを祝った1週間後にお寺の除夜の鐘を聞いて、その翌日には神社でお正月を祝うような日本で育った私は本場のクリスマスを見たことがなく…

教会に行ってみたい!!!本場のクリスマスを体験してみたい!!!と前から思っていました。

 

24日の23時を目指して教会に行くということだったので、語学学校が終わってから深夜になるまでは友人たちとカフェに行って、夜は教会…というプランになりました。

12月24日の夜、教会へ

教会へは22時半頃に着き、ホストマザーが礼拝の準備を手伝っていました。

私はうろうろしながら教会の中を見ていました。(手伝え)

下の写真に映っているのがホストマザーです。

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徐々に人が増えてきて、23時から礼拝がスタート。

牧師さんのありがたいお言葉を聞いたり、賛美歌を歌ったり。

エレクトーン(電子オルガン)弾きなので大きなパイプオルガンがあるだけでテンションMAXになっていました。

一度伴奏を弾いていたおばちゃんがすごく早いテンポで暴走して聖歌隊がおろおろしているトラブルはありましたが、それ以外は問題なく進んでいました。


そして牧師さんたちにお祈りしてもらうコーナー!(正式名称が分からない)

こちらもクリスチャンでなくても参加できました。
クリスチャンの場合は小さいおせんべい?みたいなものを貰ってワインを飲んでいる…っぽかったのですが、私は牧師さんに頭をポンとされ「God bless you.」と言われて終わりました。

本場っぽい!! めちゃくちゃ本場っぽいよ!!!

 

あとキリスト教「親愛なる隣人」という言葉があるじゃないですか。

スパイダーマンもよく言ってるやつ。

あれを体現するように、周りの見知らぬ人たちと「Merry Christmas!」と言って祝い合う時間がありました。

笑顔でフレンドリーな人たちばかりで、心が温かくなりました。


終わった後
クリスマスの礼拝が一通り終わった後は、モルドワイン(ホットワイン)とミンスパイをいただきました。
そして参加者の一人の女の子が誕生日だったらしく、その子のバースデーケーキも分けてもらいました。
みんなでハッピーバースデートゥーユーを歌った時に内心「私も!!誕生日!!」と思っていました(笑)

その後も参加者の方と和やかにフリートークをしました。

と言っても全然喋れなかったのですが、「先月イギリスに来ました」と言ったら「Welcome to England!」と笑顔で言ってもらえてじーん…ときました。

優しさが沁みる…。

 

そうして全てが終わりお家に帰った頃にはもう日付が変わっており、こちらの人にとってのクリスマスは年越しカウントダウンの感覚なんだろうな~と思いました。

 

翌日、12月25日

次の日はなんとホストマザーの親戚のお家で開かれるクリスマスパーティーにも参加させていただきました…
感謝感激あめあられという感じです。

初めてのクリスマスクラッカー(中からジョークが入った紙と紙の帽子、プレゼントが出てくる)、ビュッフェスタイルの手作りごはん、更にプレゼントまで頂きました。

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↑ ホストマザーが気を遣って持ってきてくれたお箸と共に(笑) 

 

その後はクリスマスの映画を観たり、小学生の女の子とラジコンで遊んだりしました(笑)
見ず知らずの留学生を家族の行事に参加させてくれる、とても優しい方達でした。

 こうして今までの人生で一番印象に残るクリスマスを過ごしました!

 

おまけ:ホストマザーに感謝

ホストマザーは誕生日が私の前日である12月23日だったので、誕生日プレゼントを渡そう…と思ってキャンドルを買ってワードローブ(クローゼットと呼べ)に隠していました。

そんなある日、突然「誕生日プレゼントよ!」と言ってLaura Ashleyのポット&ティーカップをプレゼントしてくれました。

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正直めちゃくちゃびっくりしました。
というのも、ローラアシュレイが大好きなのでミニタオルを日本から持ってきていてそれをベッドサイドテーブルに置いていたんです。
ローラアシュレイの話は一度もされませんでしたが、掃除などをしてくれるタイミングでさりげなく私がローラアシュレイを好きな事を認識してくださっていたんだと気付きました。

またそれとは別に「これはクリスマスプレゼントよ!さっきのは誕生日プレゼントね!」と言って2つ目のプレゼントまで…
クリスマスと誕生日のプレゼントを一緒にされて苦渋を舐めてきたクリスマスイブ生まれの身としては本当に嬉しかったです。

 

その後、私も実はプレゼントを買ったんだ!と言ってこちらからもプレゼントを贈りました。

 


ホストファミリーは当たり外れが大きいところがあるので最初は不安でいっぱいでした。

しかしホストマザーは初めて会った日からとても笑顔が素敵な明るい人だったので、最後までトラブルもなく住むことが出来ました。

その後移った今のお家も笑顔が絶えないご家族と共に楽しく住むことが出来ているので、本当にご縁に感謝しながらロンドン生活をしています。

 

これから渡英される方も、素敵な人たちと出会えますように!

 

 

以上、Piyaでした。

 

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