こんにちは、Piyaです!
以前「現地での大体の生活費を知りたいです」というリプを頂いたため、ざっくり計算してみようと思います。
もちろん実際の費用は人によると思うので、あくまでも私の場合として見ていただければと思います。
そして今回、銀行アプリを開いて自分の散財具合に頭を抱えたのは想像していただけるかと思います。
まず前提として私の初期の状態を書いておきます。
- 朝晩食事付きのホームステイをしていたため自炊なし
- 久しぶりの海外でテンションが上がり気味
- 節約方法を知らない
- 友達を増やすため交際費がかさみがち
- 食費に使いがち
私の友人も言っていましたが「暮らしていくうちにだんだん生活費が抑えられるようになる」感覚です。
身の回りが落ち着くまでは何かとお金が必要で出費が多くなりがちでした。
1ヶ月目 2020.11
右も左も分からなかった1ヶ月目。
ホームステイをしながら語学学校に通い、身の回りの状況が整っていなかったのでアルバイトはしていません。
銀行口座も作っておらずキャッシュパスポートというカードに海外送金して使っていました。
- 片道 航空券(出国前に支払い済み) 110,000円
- 学費(出国前に支払い済み) 110,000円
- ホームステイの家賃(出国前に支払い済み) 140,000円
- 空港送迎(出国前に支払い済み) 18,000円
- 定期券 ZONE1~ZONE3 £163
- その他雑費用
出費がすごい。
日本で支払った分に関してはノーカウントな気もしますが、気になったので調べてみました。
ただこの金額になったのはまだ知識が無かったからなので、勉強代だと思って納得しています。
空港送迎とかね…
実際「ホームステイ先は地下鉄の最寄り駅からバスで30分」という分かりにくい場所だったので、空港送迎無しでは辿り着けなかったと思います。
知識があったら地下鉄代だけで済みましたし、10月に戻って来た時は空港から家まで£2ほどしか掛かりませんでした。
2ヶ月目 2020.12
少しずつ身の回りの物を整えていた時期。
銀行口座を作れたのでTransferWiseでお得に海外送金する方法を学びました。
※詳しい事は後に書きます
また、学割Oyster Cardの存在を知りました。
- 学費(出国前に支払い済み) 110,000円
- ホームステイの家賃(ホストマザーと闇営業) £500
- 学割定期券 ZONE1~ZONE3 £113
- 生活費 送金 100,000円
別の記事でも触れましたがホームステイを1ヶ月延長する際に語学学校やエージェントを通さずホストマザーに直接支払う形に変えたところ、£400ほど安くなりました。
いや、中間マージン取られすぎ!!
3ヶ月目 2020.1
今の家に移ってきました。
家賃が激安。
※怪しい話ではなく、お家でベビーシッターをしているからです!!笑
そして、ようやくアルバイトが始まりました。
- 学費(出国前に支払い済み) 110,000円
- 家賃 £320
- 学割定期券 ZONE1~ZONE3 £110
- 生活費 送金 100,000円
- アルバイトの収入あり
語学学校に行きながらアルバイトをしていたのですが、時短だったためその収入だけでは足りず再度10万円を送金しました。
そして少なめとはいえ、初めて海外で給料を貰った時の達成感は大きかったです。
日本以外でもお金を稼げた!!という事実が嬉しかったので金額は二の次でした(笑)
4ヶ月目 2020.2
イギリスでの生活に慣れてきたと同時に多忙で疲れていた頃。在英ニートと真逆…
- 学費(出国前に支払い済み) 110,000円
- 家賃 £320/月
- 学割定期券 ZONE1~ZONE3 £110
- アルバイトの収入あり
やっと、時短の収入でも支出を賄えるぐらいに落ち着きました。
収支のバランスがようやく分かってきた時期です。
そして多忙さで言うと、渡英期間の中で一番頑張っていました。
(週5で学校、週4でバイト、週2で小学校の送迎…)
5ヶ月目 2020.3
ロックダウンが始まったので中旬から語学学校が無くなり、ほぼ家に篭っていました。
4月に帰国することを決め、お土産を買い回ったので支出は抑えられず。
- 学費(出国前に支払い済み) 110,000円
- 家賃 £220/月 (デポジットの返金あり)
- 学割定期券 ZONE1~ZONE3 £110
- アルバイトの収入あり
家賃安……
Monzoを確認したら、雑費は£250ほどしか使っていませんでした。
え? お金使わなさすぎでは?
一時帰国中 2020.4〜10
自主隔離、入院、緊急事態宣言…と、家から出られない期間が多かったので4月〜6月はほぼお金を使わずに過ごしていました。
7月以降は「食べたいものを食べる!会いたい人に会う!行きたいところに行く!(それ以外は家に篭る)」というスタンスをとっていたのでそんなに節約マインドでは無かったです。
帰っていた間にアルバイトも出来ずだったので支出のみ。
結局半年で使ったのは以下の必要経費込みで80万円ぐらいかな?と思います。
- 航空券 70000円 (アシアナ航空 片道)
- 海外保険更新 22万円
- 海外保険返金(半年分) +10万円
- イギリスに戻る用の買い出し 10万円ぐらい
一時帰国をしたら色んなものにお金を使っちゃいがちになるので気を付けてください(笑)
書いていて思いましたが、日本の情報はあんまり要らないような…
6ヶ月目 2020.10
- 食費 £193
- 家のデポジット £100
半年の日本生活を終え、半ばに帰ってきました。
お金を使う機会がなさすぎる…
以前に住んでいた時の知識がはっきり残っていたので、生活を戻す際に何も困らず。
違和感がなさすぎて自分でもびっくりするぐらいでした。
約半年の経験が生きている…(泣)
7ヶ月目 2020.11
ロックダウンの影響もあり、ほぼ家にこもる。
一歩も家から出ない日が何日も…(笑)
支出はほぼスーパーでの食料品代だけ。
支出額過去最低記録を達成しました。笑
- 家賃 £480(10月半ば〜11月分)
- スーパーなど £190
反省点
① キャッシュパスポートは作らなくてよかった
エージェントに言われるまま作成したキャッシュパスポートですが、今となっては要らなかったと感じます。
短期留学ならまだしも、こちらで銀行口座を作って働くワーホリの方には必要ないです。理由としては
- 日本円を変換する際の手数料が高い
- クレジットカードを利用するのとあまり変わらず、クレジットカードの方がポイントが貯まってお得
- ATM手数料がATMを使う度に200円ほど掛かる
- トランスファーワイズを使った方が手数料が安くなること
- Monzoなどの口座があればATMで下ろす場合もお得(上限有り)
などがあります。
この件に関してはTransferWise自らライバルをこき下ろしていたので参考にしてみてください。
キャッシュパスポートの評判は?安全性・手数料・レートを徹底解説! - TransferWise
TransferWiseに関してはこちらの記事で詳しく書いています。
② 学割オイスターカードの存在を知っておくべきだった
戻ってきてから改めて感じましたが、ロンドンは交通費がかさむ!!!
金額も高いのに、アルバイトや通勤の場合も交通費が支給されない場合が多いです。
ただし語学学校や現地の学校に通う場合、対象の教育機関であればオイスターカード(交通系ICカード)の定期代が30%OFFになります。
1ヶ月や1週間まとめて課金する場合のみ割引が適用されます。
こちらも、詳しく記載されていた記事のリンクを載せておきます。
ま、割り引かれたところで高いと感じますが!!(笑)
③ スーパーを上手く使うべきだった
ホームステイの条件によってご飯がついていない場合があります。
その場合は自分でご飯を用意しないといけません。
ホームステイ先の近くに大きいスーパーがあった事を知らず、外食ばかりしていたのでかなり支出が嵩みました。
知識があれば無駄な出費がなかったのに…という典型例です。
また、語学力の無さからコミュニケーション不足になっていたためキッチンを使っていいか分かりませんでした。
後日ホストマザーとお話しした際に確認したら使わせてもらえたみたいなので、皆さんは恐れずコミュニケーションを取ってください。
まとめ
この記事を書いている途中で「赤裸々すぎて恥ずかしい!!」という感情が湧いてきましたが無事書き終える事が出来て良かったです。
そして過去最高の文字数になってしまいました。
長々とすみません、ここまで読んでくださった方に心より感謝いたします。
たまに「ワーホリの場合、現地で稼ぐ分貯金は程々で良いよ!」という意見も聞きますが、個人的には「お金は出来る限り持っていくに越した事はない」と思います。
春ごろには収まるという見通しもありますが、いまだ続くコロナ禍&年明けからのBrexitの影響も読めないので…
脅しているわけではなく、備えあれば憂いなしと言いたいだけです(笑)
お金が余っても困ることはないですから!!
ということで、今回はリアルなお金の記録を書いてみました。
恥ずかしい思いをしたので、何かしらの参考になれば嬉しいです。
以上、Piyaでした!
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