手探りイギリス滞在記

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英語が苦手なのにイギリスに飛び出した人の備忘録

京都検定3級を取得しました。

こんにちは、Piyaです。

 

もうほぼ1年前の話なのですが京都検定3級を取得しました。

 

取得までのきっかけですが、少し話が長くなります……

ワーホリから帰ってきたのが一昨年の年末だったので、高校生~大学生の頃お世話になっていた京都の某神社でアルバイト→そのまま通年アルバイトをすることになりましました。

通年と言っても呼ばれたら出勤するスタイルだったのでがっつり働いているわけではなく、夏は特に閑散期で収入が途絶えそうになったので夏の間だけ出来る短期アルバイトを始めました。

そんな夏の短期バイトも10月初旬に終わってしまい、神社の繁忙期である年末までの約1か月間、ニートになることが決まりました。

 

空白期間も1ヶ月しかないので、別のアルバイトを探すのも面倒……でも1ヶ月もやる事がなくて暇……この暇な期間で何か出来ることはないかな……そうだ!! 資格を取ろう!!!!!というふざけた動機で京都検定を取得する事を決めました。

思い立った日にHPを見たら申込締め切りの4日前だったので、HPを見た勢いでそのまま申し込みをし、2時間後には受験料を振り込みました。

私の性格上、こういうのは後に引けない状態にしておかないと勉強しないと踏んだからです(笑)

ということで2022年12月11日に検定を受験する事が決まりました。

 

京都検定とは

そもそも京都検定とは?という説明からしたいと思います。

京都商工会議所が主催している検定で、正式名称を京都・観光文化検定試験と言います。

京都の歴史・文化・産業について幅広く知識を得たという認定をする検定であり、職種によっては仕事に活かすことも出来ます。

難易度は3級~1級までの3段階で、私は1番簡単な3級を受けました。

以前から興味があった検定だったのですが勉強する時間が取れなかったため挑戦した事はなく、初受験でした。

 
検定取得のメリット

こちらの検定では合格者には特典があり、合格証を見せると施設優待が受けられます。

京都の色んな施設の入場料が割引になったりオリジナルグッズがもらえたりします。

 

そういった具体的な優待だけでなく、京都に関する知識がつくという点がこの検定の一番のメリットだと考えています。

 

私は京都で生まれ育ってもう30年弱になりますが、本当にこの街は奥が深くまだまだ知らないことがたくさんあると痛感します。

古都なので歴史の教科書に載るような場所が至る所にあったり、京都ならではの独自の文化があったり、かと思えば新しいもの好きで次々色んなお店が出来たり……京都は本当に飽きのこない面白い街です。

住んでいる人はもちろんのこと、旅行で来られる方も「これは秀吉のアレだ」とか「この時期ならあのお菓子を売っているかな」とか「もうすぐあのお祭があるな」とか、文化や歴史を知る事でより京都を満喫できます。

 

様々な側面から京都について知る事で、京都に関してかなり視野が広がります。

京都好きの方は勉強して損はないかと思います!

 

勉強方法

検定の問題は公式テキストから出題されます。400ページほどあるこのテキストを端から端まで読めば大丈夫です(厳しい)


 

3級・2級は答えが4択になっているので最悪当てずっぽうで解けますが、1級からは記述式になるので難易度が爆上がりします。

個人的に3級から2級の時点で難易度が爆上がりすると感じました。問題集で過去問をチラ見しましたが、4択でも解くのが難しいような問題が出ます。

 

私の場合、住民としてある程度京都の文化や食べ物・お祭などの知識があったため、なじみ深い祇園祭や京ことばなどは新しく知識を入れなくてもおさらい感覚で解けました。

ただ、有名なお寺の通称や歴史上の人物と関わりがある名所、有名な鳥居や神社の建築、仏教 etc... まだまだ知らない事だらけ。

家にあった過去問題集を何冊か手に取り、パラパラ眺めながらクイズのように解いていましたが、あまりにも分からない事だらけだったのでテキストの最初から順番にノートにまとめることにしました。

しかし余裕ぶってゆっくりまとめていた結果、そのペースでは間に合わなくなり前々日・前日はド修羅場になりました。ため息をつきながらノートを書いていたのが懐かしいです。

 

こうして一ヶ月で詰め込んで受験したため、結果がどうなることかと心配しましたが……なんとか一発合格することが出来ました。

 

公開テーマ問題

京都検定には、事前に公開される公開テーマ問題というものがあります。

このテーマは毎回変わるのですが、自分の得意なジャンルに当たれば解きやすくなります。

私の時は『祭と行事』というテーマで、昔からなじみのある祇園祭に関する問題がたくさん出たのでラッキーでした。

 

こちらの公開テーマに選ばれるジャンルは様々で、過去には京都に関するアニメや小説の問題もありました。有頂天家族やたまこマーケット、京騒戯画などの問題が出題されており過去問を読むのがとても面白かったです。

反対に、過去にあった「京都の銅像」などのテーマに当たっていたら個人的には厳しかったと思います……(笑)

ということで「このテーマなら得意かも?!」という回を受験する事で受かる確率が上がるので、得意なテーマが来た時はチャンスです! チャレンジしてみてください。

 

おわりに

こうして勢いで受けた検定ですが、ところどころしょーもないミスをしながらも80%以上の正答率で無事に合格しました。合格ラインは70%なので少し余裕があるくらいで受かりました。

ほぼ1年経った今、特に検定を仕事などに活かしているわけではありませんが、生活している中で『あ、これ京都検定でやったやつだ!(進研ゼミのテンション)』と気付きを得る事が何度かありました。京都で暮らす上での解像度がちょっぴり上がって、少しだけ豊かになった気がします。

 

ただ2級以降はかなり難しくなるためしばらくは京都検定を受けない予定ですが、また機会があったらより深い知識を付けてみたいなと思っています。

 

以上、piyaでした!

 

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