手探りイギリス滞在記

手探りイギリス滞在記

英語が苦手なのにイギリスに飛び出した人の備忘録

豪華な楽器店、ヤマハ in London

数日ぶりです、Piyaです!

 

今回は楽器の話をしたいと思います!

私は小さい頃からエレクトーンという楽器を弾いていて、その影響もあり日本では楽器店店員として働いていました。

それもあり「海外の楽器店ってどんな感じなのかな?」と気になっていました。

今回は、以前LondonのYAMAHAに行った時のお話です。

 ※ ちなみに初めて訪れたのはかなり前なので情報が古いかもしれません。 ご注意ください。

 

余談ですが、最近は自粛・ロックダウンで巣ごもり需要が増え、楽器の売れ行きが良いそうです。

日本とイギリス、どちらの国でも在庫が少ないという話を耳にしたので世界中で音楽を始めたいと考える人が多いんでしょうね。

音楽好きな人が増えると思うと、なんだか嬉しいです。

 

前置き:ヤマハとは

本題に入る前に、ざっくりとヤマハの説明しておきたいと思います。

YAMAHAは1887年に静岡県浜松市で創業した会社で、楽器メーカーとして国内・国外で世界首位を誇っています。

 

恐らく、楽器に詳しくない方もご存じだと思うのですが「♪ ドレミファソーラファ ミ・レ・ド~」のCMでお馴染みのヤマハ音楽教室の展開や、自動車部品の製造など多岐にわたる事業展開をしてきた会社でもあります。

 

普通「トランペットならここ! クラリネットならここ!」という形で1種類~2種類の楽器でトップシェアを誇るメーカーばかりなのですが、全ての楽器で満遍なくクオリティの高い楽器を提供しているのは世界でもヤマハだけです。

実はめちゃめちゃすごいんですよ、ヤマハって…

 

エレクトーンを弾きたい

さて、いきなりですが…皆さんはエレクトーンという楽器をご存知でしょうか。

エレクトーンとは、ヤマハから発売されている電子オルガンのことです。

「エレクトーン」という名前で商標登録されているので、ヤマハから発売されている電子オルガンだけをエレクトーンと呼ぶことが出来ます。

ここ、テストに出ます(何の?)

 

楽器の構造は、両手と左足合わせて三段の鍵盤があり、音色やリズムを変えて様々な音を出せるようになっています。

 

 1人でオーケストラをするイメージと言えばいいでしょうか。

 

このエレクトーンという楽器ですが、海外では まぁ~~~見当たらない。

楽器店時代の上司にも「エレクトーンは民族楽器やからなぁ」と言われた過去があるので見当たらない覚悟はしてたのですが…

というか、海外進出しているはずのヤマハ音楽教室すら見かけません。

KUMONは見かけるのに。なんでや。

 

そもそもヤマハのお店ってあるのか?と気になってGoogle Mapで検索したら…あった

しかもZone 1という一等地に。

これは行ってみるしかない!という事で、一縷の望みを賭けてLondonのYAMAHAに行ってみる事にしました。

 

高級感漂う外観 

見てください、この歴史を感じる建物の姿を。

ロンドンでよく見るデコラティブな建物に浮かぶ「YAMAHA」の文字。

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1階は管楽器・電子ピアノのフロア

 1階(こちらではグラウンドフロアですね)に入ってすぐの場所にはキラキラの管楽器が展示されています。

販売していた頃が懐かしい…

楽器のフォルムを見て「可愛い~!」と思ってしまうタイプの人間なので、楽器を見るだけで結構テンションがあがりました。

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高級なクラリネット・フルートに混ざって「僕も高級ですけど?」みたいな顔をしているプラスチック製のリコーダーに笑いました。(写真右下)

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また、奥にはキーボードやクラビノーバなどの電子ピアノが展示されていました。

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地下はバンド楽器のフロア

下に降りると、ギターやベース・ドラムなどのバンド系楽器が置いてありました。

いわゆるLM楽器(ライトミュージック)のジャンルですね。

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店員さんに頼めば気になる楽器を試奏させてもらえます。

電子ドラムやシンセサイザーなどの電子楽器も地下にありました。

1階よりもカジュアルな雰囲気です。

壁に大きくカタカナが書いてあるので、なんだかじわじわきました。

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2階はピアノ&楽譜のフロア

最後は2階のピアノフロアとその奥の楽譜売場!

階段から既に漂う豪華さ…

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階段を登り切った辺りにもピアノが展示されていました。

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そして…!

圧巻のピアノ売場。

ゴージャスすぎるぅ!

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商談席だけでドラマのセットのような雰囲気を醸し出しています。

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ピアノの種類も様々で、びっくりするようなお値段のものも置いてあります…

軽い気持ちで触って傷をつけるのは怖いので、周りをうろうろするくらいしか出来ませんでした。

 

その奥には小さめの部屋があり、楽譜がたくさんありました。

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肝心の「エレクトーン」はあったのか?

お店を一周しましたが、店内に見当たりませんでした

英語に自信がない中、画像を見せながら勇気を出して尋ねましたが…

どうやら店員さんはエレクトーンの事をそもそも知らない様子でした。

 

以上です!!!!(投げやり)

 

どちらにしても安くて50万円ほどする楽器なので、在庫があったところで購入できるかと言われれば微妙なんですが…

楽器がもし手に入るなら挑戦したいことがあるので、なんだか残念です。

 

というわけで、楽器屋さんに行った話でした。

もしロンドンでエレクトーンを見かけた方がいらっしゃったら絶対に教えてくだ

よろしくお願いします…。

 

 

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